リバランスはどのくらいのペースで行うのがいい?
リバランスは、少なくとも1年に一度ぐらいのペースで行うのがよいでしょう。加えて、金融危機が起こったり、株式相場が急激に上昇したりして、資産配分が大きく崩れたときにも行います。
また、通常の口座の場合、リバランスを行うと、資産の売却に伴って税金が発生する可能性があります。頻繁なリバランスは、税負担が重くなるデメリットを生む可能性があります。
ただ、新しいNISAの場合は、値上がりした資産を売却しても税金がかからず、また、売却した分の非課税枠は翌年に復活するため、このデメリットはなくなります。
さらに、毎月の積立の際に、リバランスを行う考え方もあります。積立というと、予め決めた銘柄を同じ量で買い続けるイメージを持たれるかもしれませんが、積立の際に、値下がりしている資産を多めに買うことで、資産を売却することなくリバランスを行えます。