「『対面に比べてコミュニケーションがしづらいこと』がビデオ会議における課題であり、それを解決していくことが大きな目的です。必ずしも現実と同じようなコミュニケーションを目指すのではなく、(xpression cameraのようなかたちで)対面ではできないような感情表現を行うことで、対面を超えるコミュニケーションを実現していきたいと思っています」(EmbodyMeで代表取締役を務める吉田一星氏)

直近ではウクライナのゼレンスキー大統領のディープフェイク動画が大きな問題になったが、xpression cameraのようなサービスも精度が高くなれば悪意のあるユーザーによって悪用されてしまう可能性が出てくるかもしれない。

EmbodyMeとしてはアカウント登録を必須にしてユーザーの行動を把握できるようにするほか、電子透かしの技術などを用いて対策をしていくという。