この1年でさまざまな企業で“リモートワーク化”が加速したことに伴って、新しい働き方を支援するサービスが続々と誕生した。
4月7日に正式版のローンチを迎えた「Jicoo(ジクー)」もその1つだ。このサービスを一言で紹介すると「リモートワークに必要な機能が1カ所に集まったコラボレーションスペース」といったところだろう。
Jicoo上にはカレンダー、日程調整、ビデオ通話、議事録を取るためのノート、タスク管理などリモート環境で働く際に不可欠な機能が備わっている。ユーザーはその中から自分たちに必要なものを選んでいけばいい。
用途に応じたフレームワークやテンプレートも用意されている。開発元のジクーで代表取締役CEOを務める鈴⽊真⼀郎氏は、リモートワークに慣れない企業でも「(リモートワークにおける)ベストプラクティスをすぐに適用できる」という。
従来であれば社内会議はZoomやGoogle Meetを使い、Google ドキュメントなどを用いて議事録を作成し、タスク管理にはさらに別のサービスを活用するといったようにツールが分散しがちだった。Jicooではそれらを1つに集約できるというメリットもある。