ページの閲覧やスクロール、クリックといったウェブサイト上でのユーザーの行動を基に、最適なタイミングでポップアップなどを駆使しながら“声かけ”をすることで優れた顧客体験を実現する「ウェブ接客」。この領域における主要なプレーヤーの1つ、Sprocket(スプロケット)が事業を拡大している。
同社が展開するウェブ接客サービス「Sprocket」はEC事業者や金融機関などを筆頭に250社以上が導入。顧客の平均CV(コンバージョン)改善率は148.66%と高い数値を誇る。
今後Sprocketでは組織体制を拡充しながら、コンバージョンを最適化するCRO(Conversion Rate Optimization)プラットフォームとして機能拡張を進めていく計画。そのための資金として以下の投資家より総額で7.6億円を調達した。
なお今回のラウンドは同社にとってシリーズCに当たり、累計の調達額は13.6億円になるという。
- 日本ベンチャーキャピタル
- ニッセイ・キャピタル
- DBJキャピタル
- 博報堂DYベンチャーズ
Sprocketは2014年4月の創業。代表取締役を務める深田浩嗣氏が2000年に立ち上げた受託開発企業のゆめみから、新設分割されるかたちで始まったスタートアップだ。