![左から新会社のマネーフォワードiで代表取締役社長を務める今井義人氏、マネーフォワード代表取締役社長CEO辻庸介氏](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/6/f/-/img_6ff42584f629297b9a6d475a761f472a945621.jpg)
個人向けの家計簿サービス「マネーフォワード ME」やクラウド会計を軸としたバックオフィス効率化SaaS「マネーフォワード クラウド」など、フィンテック領域を中心に複数のサービスを手掛けるマネーフォワード。同社が新たに“社内で増え続けるSaaS”を効率的に管理するためのサービスを始める。
新サービスの名称は「マネーフォワード IT管理クラウド」。グループ会社であるマネーフォワードiを通じて運営する。
まずは導入中のSaaSを一元管理できる機能などをベータ版として提供。2021年中を予定している正式版のローンチに向けて、対応するSaaSの拡充や機能追加を進めていく計画だ。
一元管理で「SaaS増えすぎて管理が大変」を解決へ
![新サービス「マネーフォワード IT管理クラウド」のイメージ画像](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/2/0/-/img_20359d810ad62ab86abff62cbe947441548518.png)
「SaaSの家計簿のようなイメージです」──。マネーフォワードiで代表取締役社長を務める今井義人氏は新サービスの世界観をそのように説明する。
たとえば家計簿サービスのマネーフォワード MEではアグリゲーション技術を用いて銀行やクレジットカードなど2600以上のサービスと連携し、1カ所に情報を集約することでお金の流れを見えやすくした。