プロダクトの開発にあたっては、導入先の1つでもある済生会熊本病院と約2年かけて頻繁にヒアリングを重ねながら検証を進めてきた。現在はその他にも数百床を有する複数の病院で導入されており、今後はさらに事業を加速していく計画。そのための資金として、DNX Ventures、ALL STAR SA AS FUND、モバイル・インターネットキャピタルを引受先とした第三者割当増資により総額6億円の資金調達も実施した。

調達した資金により人材採用を強化し、プロダクト開発やマーケティング活動に力を入れていく方針。中長期的にはウェブ予約やBIツールのような仕組み、医師や看護師のタレントマネジメントシステムなどの機能拡張も検討しており、「病院経営を丸ごとDXするためのサービス」への進化を目指すという。