筆者は2018年の初回からTech Kids Grand Prixを取材しているが、昨年からは新型コロナウイルスの感染拡大や環境問題を意識した、社会的意義のある作品の存在感が増している印象だ。昨年も今年も、優勝作品はSDGsを意識して開発されていた。今年は気候変動やプラスチックごみ問題を題材とした作品も決勝大会で発表された。

審査員の永谷氏は「SDGsを題材とした作品が増えてきました。次の世代の主役を担う皆さんが、社会や環境に関心を持ってくれていることは非常に頼もしいことだと思います」と総評した。

Cygames CTO室の永谷真澄氏(左)と後藤優奈さん(右)