いよいよ新NISAが導入されたが、何か投資をしたいのに最初の一歩が踏み出せないという人も多いだろう。そんな人たちに話題なのが、「金銭的自立を目指す全ての人が読むべき」「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書!」と絶賛されている全米ベストセラー『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』だ。本稿では、本書の内容を一部抜粋・編集しながら、たった3語の投資の核心について紹介しよう。

【ベストセラー著者が教える】JUST KEEP BUYINGの核心とは?Photo: Adobe Stock

時間や場所を超える原則

 本書の目的は、底値を待って現金を貯めるのは意味がないと繰り返し読者に伝えることにある。

「ジャスト・キープ・バイイング」(ドルコスト平均法)のほうがはるかに優れた投資法なのだ。

 また、投資は早いほうがいい

 これらを合わせると、はっきりとした結論が導かれる。

 できるだけ早く、頻繁に投資すべき――。

 これがジャスト・キープ・バイイングの核心。

 これは、時間や場所を超える原則である。

神でさえドルコスト平均法に勝てない

 たとえば、1926年以降任意の月から、幅広い米国株を対象に10年間投資を続けた場合、現金で保持していた場合に比べ98%の確率で資産が増え、83%の確率で5年物米国債の運用実績を上回る。

 なにより、その間に平均で10.5%も資産を増やせる。

 1970年以降の世界各国の株式に対して同様に分析した場合、現金保有を85%の確率で上回り、約8%の運用益を生み出すことがわかった。

 どちらの場合も、富を築く方法は同じである――そう、ジャスト・キープ・バイイングだ。

 神でさえドルコスト平均法に勝てないのなら、私たちにチャンスはあるだろうか?

(本稿は、『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』の一部を抜粋・編集して構成したものです)