「まいったな~。原因はストレスか…」

  骨がゆがむとき、そこには必ず原因があります。

  食生活、電磁波、かみ合わせ・・・。そういったゆがみの原因を見つけ
、それに合わせた対策をとれば、骨はゆがまなくなります。

  しかし、ストレスが原因となっている場合、「来週までに、感じるストレスを少なくしてきてください」とはいえません。

  そんなことができるなら、とっくにやっているはずですから。

  わたしは、カイロプラクティックひと筋20年、毎日骨と向き合ってきました。

  アメリカの研究団体SORSI(国際仙骨後頭骨学会)のテクニック教育を唯一日本で委託されているパシフィックアジアカイロプラクティックカレッジで学び、その後、当時教会の会長だった桜田義治先生に師事し、カイロプラクティックの技術に関しては、最高の教育を受けた自信があります。

  そんなわたしをいつも嘲笑うのが、ストレス性のゆがみでした。こればかりはカイロプラクティックのテクニックだけではそうかんたんに対処できないのです。

  以前のわたしは、ストレスが原因の骨のゆがみに対して、その場しのぎの施術しかできませんでした。

  矯正でゆがみをとり除けば、一時的には楽になります。でも原因そのものは残っているため、つぎの週には同じゆがみを起こしているという、いたちごっこをくりかえしていたのです。