ケース3:「そんなお金はない!」という人が
子どもに残してあげる最大の贈り物
投資の話をするとどうしても中流層以上の、生活に余裕資金のある人の話になってしまいます。それでも「複利のマジック」と「超長期」という二つの前提がそろうと、なけなしのお金を使って人生最大のマジックを引き起こせるかもしれません。
生活に余裕がないながらも子どもが誕生して、人生がまた一つ豊かになった日に、実はたまたまへそくりが贈与枠いっぱいの110万円だけあったとしましょう。
「主人には内緒で、ちょっとずつためていたお金なの」とか、「ボートレースで、へっへっ、当てちまったのさ」とか何かあったとします。
それで、0歳の赤ちゃんにそれを全額贈与したとしたら何が起きるでしょう。