会話の目的がわかると自分の立ち位置もわかる

 3種類に会話の種類をわけて、目的を明確にできるとある程度自分の立ち位置も決めることができます。

相談:問題解決
→相手は悩みをしっかりと聞いたうえで、どんな選択をしたらいいか背中を押してほしいため、聞き役に回る

提案:イエスorノー
→相手は提案を飲むかどうか答えがほしいため、積極的に自分の考えを伝える

雑談:楽しい時間の共有
→相手は楽しく話をしたり、聞いたりしたいので、相手が興味のありそうな話も適宜提供する

 このようにある程度パターンのなかで、会話をしているのです。皆さんのまわりにいる会話してて楽しい人はこのパターン分けを無意識にできているでしょうし、逆に空気が読めない人はパターン分けができていません。

 たとえば、「転職しようと思ってて...」と皆さんが相談したときに「すればいいじゃん。私ならするね」とすぐに言ってしまう人は、その会話が相談であることを見抜けておらず、提案のテンションで会話をしてしまっています。

 このように会話のパターンを見抜けるようになれば、頭の回転も速くなり、コミュ力も上がります。ちょっとしたことですので頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。