「面接では高評価→入社後イマイチ」な人を見抜く“たった1つのポイント”とは?Photo:PIXTA

「面接では優秀だと思ったのに、いざ入社したらパッとしない」――。面接官を務めることが多い管理職から、人材に関してそんな嘆きの声をよく耳にする。優秀な人材に来てもらいたいのは皆同じだが、どうすれば自社で活躍してくれる人を見極められるのだろうか。(Alternative Work Lab所長 石倉秀明)

「優秀だと思ったのに入社したらイマイチ……」
本当に活躍してくれる人を見極めるには?

 以前、「採用してはいけない人を見極めるための魔法の質問」について書いたが、ここで取り上げたような質問で引っかかるような本当に致命的な人は、実際のところそこまで多くない(詳しくは記事参照)。

 多くの管理職や面接官として採用面接に出る機会がある人からしたら、採用してはいけない人を見抜くことよりも、自社で本当に活躍してくれる人を見極めるにはどうしたら良いか、の方が現実的かつ関心の高いテーマであろう。優秀な人材に入社してもらい、活躍してもらうことが、会社の持続的な成長にとって重要なのは間違いない。

「前職までは活躍しているのに自社に入ったらパッとしない」
「面接では印象が良かったのに、入社したらイマイチ」

 そんな経験をしたことがある人も少なくないはずだ。

 では、どうすれば「入社後も活躍してくれる人」を見極めることができるのだろうか。筆者の経験に基づいて、最も重視すべきことと、「3つの心得」についてお伝えしたい。