仕事ができる人の考え方
どいうことかというと、仕事ができる人は反省を最低限で済ませることによって、素早くメンタルを切り替え、常に自分のモチベーションが高い状態で仕事に臨んでいたのです。
私たちは、何かをするたびに、そこから学びを得て、成長していかなければいけないという考えに縛られがちです。もっと踏み込んで言えば、反省点を述べることが美徳であるという考え方すらあるように感じます。
しかし、反省はときに自分のモチベーションを大きく下げてしまいます。「もっと〇〇すればよかった」「どうしてこんなこともできないのだろう」と考えたことが誰もがあるのではないでしょうか。
もちろん、反省すること自体は素晴らしいことですが、それは、自分のモチベーションを下げるためのものではありません。そのことを仕事ができる人は、よく理解しており、自分のモチベーションを維持するためにも反省は最低限に留めているのです。
皆さんにも経験があるかと思いますが、モチベーションが高いときというのは、自分の実力も発揮しやすいです。そのため、私たちがまず先に考えなければいけないことは「モチベーションの維持」なわけですが、皮肉なことに「反省のしすぎ」は、正反対の行動なのです。
真面目な人ほど、この「反省の罠」に引っかかってしまう印象がありますから要注意です。少しミスをしたって、人生が終わるわけでもないですし、まわりの人は数時間もあれば忘れます。あまり気にせず、自分のモチベーションが下がらないようにしていきましょう。