アウディQ8スポーツバックe-tronリアビュー一充電当たりのWLTCモード航続距離は従来比+78kmの501km
アウディQ8スポーツバックe-tronインパネインパネはナビ機能付きセンターディスプレイとコントロールディスプレイを備えたデジタル仕様。新型は一体感のあるステアリングフィールが印象的
アウディQ8スポーツバックe-tron前席シートはスポーツ形状の本革仕様。クーペフォルムのスポーツバックでも室内は余裕たっぷり。足回りはしなやか。乗り心地は全域ハイレベル
アウディQ8スポーツバックe-tronリアシート
アウディQ8スポーツバックe-tron荷室フロントにも荷物スペースを用意。充電ケーブルなどの収納に最適

 新型は、メカはもちろん各部が大幅にグレードアップした。一充電当たりの走行距離が伸び、最大150kWの急速充電に対応。エクステリアがリファインされただけでなく、リサイクル素材の積極的な採用など話題満載だ。ラインアップは55と50の2タイプ。ボディタイプはHBスタイルの標準モデルと、クーペフォルムのスポーツバック(55に設定)が選べる。

 BEVの肝となるバッテリー総容量は、上級の55が114kW。従来比で19kWh増した。これは、製造工程で生じる電極材の隙間を極限まで小さくするスタッキング方式の採用と、セル内の化学物質の配合見直しで、エネルギー密度を向上させた成果だという。一方、50には従来の55用の95kWバッテリーが搭載されている。