米大統領選に向け共和党からの指名獲得を争っているニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事は23日、テレビのインタビューに応え、少なくとも2月のサウスカロライナ州予備選までは指名争いに残りたいと繰り返した。 ヘイリー氏はFOXニュースのインタビューで、あらゆる世論調査でドナルド・トランプ前大統領に大差をつけられているが、世論調査や政治エリートらは「普通の人々」の気持ちを見えにくくしていると指摘した。また、「結局のところ熱意と勢いが重要だ。ドナルド・トランプ氏に良い戦いを挑んでいるように見えるかどうかだ」と述べた。 2月24日にはヘイリー氏のお膝元であるサウスカロライナ州で予備選が開かれる。観測筋は、ヘイリー氏が同州で勝利できない、あるいはトランプ氏と接戦に持ち込むことができない場合、撤退する公算が大きいとみている。