米大統領選に向けた共和党候補者指名争いの第2戦目となる予備選がニューハンプシャー州で23日始まった。ドナルド・トランプ前大統領と一騎打ちとなったニッキー・ヘイリー氏は同州の予備選後も撤退しない方針を明らかにしたが、トランプ氏はこれを一蹴した。 トランプ氏はロンドンデリーの投票所で記者団に対し、ヘイリー氏が「指名争いに残っても構わない」とし、「好きなようにさせておけばいい。ただ言えるのは、MAGA(米国を再び偉大に)のような運動は、わが国の歴史上で前例がないということだ」と述べた。 また、ヘイリー氏に撤退を求める意向はないと言明。「彼女次第だ。われわれは大きな支持を獲得しており、予備選から撤退した多くの面々がすでに私への支持を表明している。実に素晴らしいことだ」と語った。