英語とは縁遠い新潟の片田舎で生まれ育ち、勉強はからっきし苦手。とくに英語は、be動詞も理解していなかった。それでも大学を受験。偏差値38の学部を2つ受験するも、どちらも不合格……。それがいまやネイティブや帰国子女に間違われるほど英語を操り、YouTube「タロサックの海外生活ダイアリーTAROSAC」でさまざまな国籍の人々にインタビューしまくっている。いったい、どうやって英語力を身につけたのか？ 初の著書『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』（ダイヤモンド社）で、超効率的な勉強法を初公開！ 本書より一部を抜粋・編集し、夢を叶えたとっておきのコツを全部教えます！
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日本人がハマりがちな“英語のワナ”TOP5
Top 5 reasons why Japanese are not good at English conversation.
なぜ多くの人が何年も英語を学んでいるにもかかわらず、英語が話せないのか？
その理由を知り“反面教師”（bad example）にすることによって、英会話の上達が加速します。
ボクが考える代表的なワナをTOP5からTOP1までのカウントダウン形式で、順番に説明しましょう。今回はTOP5について説明します。
TOP5
インプット10割の勉強で“英語バカ”になる
"Inputting only" doesn't take you anywhere.
「自分は英語の才能がない（I'm not good at learning English.）」なんて思っている多くの人にお伝えしたいのが、英語が話せないのは、“あなたのせいではない”（It's not your fault that you can't speak English.）ということ。
これまで「英語を話せるようになる（speak English）」ための、効率的で効果的な学び方をしてこなかっただけです。
ほとんどの人は中学・高校で、6年間は英語を学びます。それだけ長期間勉強したのに話せない。だから「自分には英語の才能がない」と考えるのもムリはありません。
「英語の壁」を生み出す原因
でも、考えてみてください。学校で学ぶ英語は、ペーパーテストで点数をとって入試に合格するためのもので「英語を話せるようになるための勉強（To learn to speak English.）」ではありません。
ペーパーテストをパスするため、ひたすら英単語や英文法をインプットする。
その“インプットほぼ10割”の勉強が、「英語の壁」を生み出している。これが多くの日本人が英会話を苦手とする最も大きな理由ではないでしょうか？
インプット3割：アウトプット7割
「インプット3割：アウトプット7割」を心がけることで、最も効率的な学習効果が得られるます。
ボク自身も、アウトプットの割合を積極的に増やしたからこそ、英会話力が爆速で伸びていきました。
多くの人は、英単語や英文法をインプットして、ペーパーテストにアウトプットする勉強しかやってこなかった。
勉強机にかじりついての「インプット10割」で、一生懸命、暗記しようとしても、とても効率が悪いのです。
実際に、会話する
どれだけ頭で学んでも、実際に体を使って「会話する」という実践を経験しなければ、自分のものとして身につけて、使いこなすことはできないでしょう。
もちろん、英語でのコミュニケーションを通じて人間関係を深めていこうとするときは、知っておくべき英単語や英文法があります。
片言の英語でも、話は通じるかもしれませんが、その先にある、もうちょっと深いやりとりはできないでしょう。
英会話の才能が
ないわけではない！
英単語や英文法を、どの程度知っておくべきかは、拙著『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』のPart4で詳しくお伝えします。
ここではまず、英語が話せないのは、ペーパーテストのためのインプットばかりの勉強をしてきたからだということを踏まえておいてください。
あなたに才能がないから英語が話せないわけではないのです。
※本稿は、『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。
