食後すぐに運動してもいいのだろうか? 引き起こされる症状と注意点
食後すぐにトレーニングをすれば、胃腸に負担をかけてしまう恐れがあります。ジムから出てすぐにガツガツと食べてしまえば、消化が悪くなるリスクもあります。その際は、以下のような問題を引き起こす可能性がありますので注意しましょう。
- だるさ
- 運動パフォーマンスの低下
- 脇腹の急な痛み
- ガスが溜まる
- 胸やけ
- 膨満感
- 消化不良
- けいれん
- 吐き気
- 嘔吐
- 下痢
トレーニングを行う30分前に食べるのはいいのだろうか?
答えは「OK」です。軽めの軽食であれば、トレーニング前の30分が望ましい時間になるでしょう。ですが、必要以上に食べてしまうと、完全に消化するまでにもう少し時間がかかるかもしれません。その場合は筋トレを始めるまで、もう少し長めに待ったほうがいいでしょう。
トレーニングの前に最適な軽食(スナック)とは?
国際スポーツ栄養学会(ISSN)によれば、トレーニングに必要なエネルギーを素早く放出してくれる軽食の例としては、消化しやすいように繊維質が少なく、炭水化物と少量のタンパク質が含まれているものであれば何でも良いそうです。アスリートがトレーニング前に甘いものやサプリメントを摂取しているのを見かけるのは、そのためです。
消化不良を起こしにくく、パフォーマンスを向上させる可能性のある食品には、以下のようなものがあります:
- シリアルバー
- エナジーバー
- 炭水化物も含むプロテインバー
- クラッカーなどの軽いタンパク質源
- バナナなどの軽いタンパク質源
- ドライフルーツやナッツ