トレーニングを行う1時間前に食べてもいいのですか?

 はい、トレーニングの1~2時間前が、スナックや軽食を摂るのに望ましい時間と言えます。重い食事の消化の場合は、これより時間がかかるでしょう。

トレーニング種目によって、待ったほうが良い時間は異なりますか?Photo:Getty Images

トレーニング種目によって、待ったほうが良い時間は異なりますか?

 トレーニング種目によっては、どのくらい待ったほうが良いか…は大きく異なります。例えば、種目別で以下を目安にしてみてください。

  • ウォーキングの場合:すぐに可能です。
  • ウエイトトレーニングの場合:軽食(スナック)であれば30分、食事であれば1~2時間以上待ちましょう。
  • クロスフィットトレーニングの場合:スナックであれば30分、食事であれば1~3時間以上待ちましょう。
  • サイクリングの場合:スナックであれば30分、食事であれば1~3時間以上待ちましょう。
  • 水泳の場合:スナックであれば30分、食事であれば1~3時間以上待ちましょう。
  • ランニングの場合:スナックであれば30分、食事であれば1~3時間以上待ちましょう。

食後すぐにトレーニングを行えば消費カロリーが増えるのでしょうか?

 残念ながら、厳密に言えばそうとは言えません。食後すぐにトレーニングを行えば、その日の総消費カロリーが増えるかというとそうではありません。食物繊維の多い食品やタンパク質など、燃焼に必要なエネルギー消費量が多い食品(食品の熱効果と呼ばれるもの)もありますが、いつそういった食品を食べても、総カロリー消費量には影響はないと言えます。

 ですが、自分に合った種類の食べ物を選び、トレーニング前に消化に十分な時間をかけて食べれば、トレーニングセッションでより良いパフォーマンスを発揮することができるでしょう。その結果、より多くのカロリーを消費することもできるかもしれません。