「ダイエットにはガマンが必要」「痩せてもどうせリバウンドする」…。そんな世間の常識を覆した話題のダイエット本の「実践篇」が満を持して登場!新刊『3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK』(野上浩一郎著)では前著の理論に基づき、おすすめの朝・昼・晩の家メシレシピや外食メニューを紹介。すぐにダイエットに取り組みたくなる仕掛けも満載です!この連載では本書より抜粋して、3か月で自然に痩せて二度と太らない体になる「3勤1休ダイエット」のコツを紹介します。

健康に痩せるために必須! 面倒くさくない「魚料理」のポイントおすすめ魚料理の例。レシピは「3か月で自然に痩せていく仕組み実践BOOK」に。イラスト:ながのまみ

良質な脂は「魚料理」から摂る

 本書では、3勤1休ダイエットの「ダイエットON」の3日間に食べたい主菜として、「肉料理」「魚料理」「肉と野菜の炒め物」「具沢山スープ」の4つの中から選ぶことを提案しています。書籍ではそれぞれおすすめの具体的レシピも提案していますが、基本的には、コツさえおさえれば冷蔵庫にあるもので、自己流に作ってOKです。

 上記の4つの中でも、意識しないと、ついつい出番が少なくなってしまうのが「魚料理」だと思います。

 魚は、たんぱく質が豊富なだけでなく、低糖質・低脂質でおまけにオメガ3系の良質な脂を含んでいます。ぜひ、2日に1回は昼か夜に魚料理を食べるように意識しましょう。

 そのまま食べられる、お刺身はいちばん簡単。スーパーで安くなっていたら、すかさず買いたいですね。

 鯖(さば)や鮭(さけ)、アジ、サンマ、ししゃも等はグリルなどで焼くだけ。鮭やタラなど白身魚の切り身はホイル焼きも手軽です。

 買い物に行けないときは缶詰も大活躍します。

痩せる魚料理のポイント

●焼魚やホイル焼きは忙しいときにもおすすめ。一枚ずつラップして冷凍しておくと便利。

●鯖(さば)缶、ツナ缶、鮭(さけ)缶はストックしておくとよい。油漬け缶よりも水煮缶がおすすめ。

●缶詰を調理するときは、缶汁ごと使うと、オメガ3系の良質な脂が一緒に摂れる。

*本記事は、「3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK」から抜粋・編集して構成しています。

 著者:野上浩一郎(治療家・ダイエットコーチ) 記事監修:西井義典(医師)

著者/野上浩一郎
治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は90%を超える。のべ3万人の施術経験と、700人のダイエット指導実績あり。
監修/西井義典

医師・西井医院院長

2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。