【精神科医が教える】続かない人も「続ける」ことが楽しくなる！ たった1つの続ける技術

誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる！
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。

“チリツモ”の
重要なポイントとは？

よく「ちりも積もれば山となる」といわれます。

ちりのように小さなことでも、積み重ねれば、思わぬ大きな成果につながるという意味で使われます。

実は、これには重要なポイントがあります。

800回を超えて継続

アテクシは月曜日から金曜日まで毎日、Voicyを放送していますが、その回数は800回を超えるまでになりました。

その放送回数を振り返って、われながら驚いたんです。よくこれだけコツコツと続いたな、と。

実際は、毎週1回・1時間程度で、次週5回分の放送を収録しています。とくに台本をつくることもなく、そのときに思いついたネタを即興で話すことをモットーにしています。

あらかじめ決まりきったテーマと内容ではなく、“ライブ感”を大事にしているんです。

ちりのように積み重ねる

これも「ちりも積もれば山となる」の一例だと思いますが、1つ大切なポイントがあります。

それは、ちりを積もらせることに努力は必要ないということです。

つまり、努力を意識せず、ちりのように自然に積み重なっていくことがポイントなのです。

努力をしている感覚がない

一生懸命に努力して続けるという感覚ではなく、気づいたら自然に続いていることが成功の秘訣ともいえます。

自分の好きなことや得意なことが、気づいたらずっと続いているという感覚が、大きな成果を生むためのカギです。

自分が好きなことを無意識に続けることが、効果的な道につながるのです。

自分が得意なことを優先

ですから、嫌々続けなければいけないということではなく、自分が好きなことや得意なことを優先して、それを大切に育てていくほうが理に適っています。

歯を食いしばって嫌なことをするよりも、自然と楽しみながら続けられることに注力することを意識してみてください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。