家庭内で不良在庫化していたモノ(2)
各種ファングッズ
整理収納の現場では、アイドル、ミュージシャン、演劇、漫画、アニメ…あらゆるジャンルのファングッズに遭遇します。
新刊、ツアー限定グッズなど、新しいアイテムが出るたびに揃えていくのは、ファンであることのコミットでもあります。ただ、ファン歴が長くなるほど、購入が惰性になっていく傾向もあるようです。
私が見たのは、届いた箱のまま放置されたファングッズ。とあるバスケの人気漫画の映画化記念グッズで、夫氏が購入されたとのことでした。妻は「何度も『届いたよ』と言ったのに開けるそぶりもない。もうベッド下に片づけます」とご立腹。念のため開封して商品を写真に撮っていただいたうえで収納しましたが、その後も何の反応もなかったとのこと。
こうしたファングッズは積もり積もれば大変な量になります。せめて1箇所にまとめ、増えすぎたモノを整理するときは「好きな気持ちの鮮度」から確かめましょう。鮮度が落ちたモノから、使って消費していくのがおすすめです。
「好き!」の条件反射で購入してしまうのは、文具好きの人も同じです。かわいらしい付箋やメモパッド、レターセット、ラッピンググッズをたくさんお持ちの方は「コレクションする」から「使って昇華させる」にシフトチェンジしましょう。