訪日客は今後も増え、海外に行った日本人が持ち帰ってしまうケースも増えるだろう。インバウンド需要に期待するなら、トコジラミ大発生は観光地としてイメージが悪い。
「韓国では、電車内など外国人旅行客がトコジラミを持ち込む可能性がある場所で徹底した対策をしており、トコジラミによる吸血被害阻止に加えて、観光客減少を防ぐために懸命に駆除、消毒作業をされています。日本でも被害が拡大し続けたら、いずれ韓国のように、国が動く必要が出てくるかもしれません」
明日は我が身かもしれない難題である。
(AERA dot.編集部・國府田英之)
※AERA dot.より転載