人間は誰でも何かしらのコンプレックスがあるものですが、これから初めて就活に向き合うとなると、こうした要素がマイナスに働くのではと不安になるのは自然なことかもしれません。
ここも今から変えられるものと、そうではないものの2つに分けて考えましょう。
たとえば人前で話すのが苦手、あがってしまうというのは、慣れることで克服できます。
そもそも今の学生はこういった機会があまりなかったと推測されますので、ゼミの発表会などで発表者を買って出て、場数を踏むようにしてください。
次に体型について。身長は伸びませんが、ダイエットすれば肥満は解消できますよね。
身長の高さで採否が決まるわけではありません。小さいのも自分の個性、特徴だと思って、萎縮せずに堂々とふるまってください。
●「ブサイク」も同じです。
そもそも顔面偏差値で採否が決まるわけではありません。
今まで無頓着だったかもしれませんが、男性ならこまめにカットに行く、ヒゲを剃る、眉毛を整えるなど、グルーミングに取り組んでみてください。女性も就活メイクをマスターするなどの取り組みは必須です。
清潔感やビジュアル力がアップすれば、自分の中から自信も湧き出てきて好感度もアップしますよ。
話し方も同じです。方言がキツすぎて、話がまったく通じないレベルなら別ですが、多少方言が混じった話し方なら、きっとその人の個性として微笑ましく見てもらえることでしょう。
誰もが何らかの「ネガティブ要素」を抱えて生きています。
ここで説明したように、打ち返す方法は必ずあります。
最悪なのは、それを理由に行動しないこと。就活では、今からの行動量でこうしたネガティブ要素を挽回できます。ぜひ具体的に行動に移してください。