いつも夕食が夜遅くなるから痩せられない!本当にそれだけ?夜間に脂肪を溜め込む3つのNG習慣寝る前のリラックスタイムに好きなものを食べるのは、至福の時間だ (写真はイメージです)Photo:PIXTA

仕事が終わってから帰宅して夕食を食べるとなると、どうしても21時や22時になってしまう……。いつも「夜遅い時間に食べているから、痩せられない」と諦めている人は、本当にそれだけが原因でしょうか。食習慣を見直して、夜遅く食べても太りにくい方法をお伝えします。(管理栄養士 岡田明子)

なぜ夜遅くに食事をすると太るのか

 食事から取ったエネルギーは、寝ている間は昼間の活動時よりも消費されにくいので、夜遅い時間に食事をすると、余分なエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなります。

 また、脂肪の合成を促進する「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質が夜〜深夜に体内に増加します。このタンパク質が増えて活発に活動している時間帯に食事をすると、脂肪がつきやすくなることも分かっています。

 しかし、「夜遅い時間に食事をするから」という理由だけで太るのでしょうか。もちろんその要因もありますが、加えて、良くない食習慣がプラスアルファの原因となって、結果的に太ってしまっていることもあります。

 それらの「NGな食習慣」にはどのようなパターンがあるか、見ていきましょう。