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伝統的に公立名門校の存在感が強い北関東・甲信越地区だが、近年は公立中高一貫校の台頭などもあり、数年前と比較して勢力図が変化しているケースが少なくない。そこで特集『わが子が伸びる中高一貫校&塾 2026年入試直前版』の#29では、他のメディアで多用される延べではなく、本当の進学力が分かる「重複なし&現役で進学」した生徒の割合を示す「北関東&甲信越・公立高校【東京一科+旧帝大+早慶】現役実進学率ランキング」を作成。さらに「東京一科+旧帝大」など各大学群への現役実進学率や、MARCHを含めた全27大学への進学者数など詳細データも付けた。ぜひ学校選びの参考にしてほしい。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)
並木、水戸第一、前橋、宇都宮、新潟、長野、松本深志…
北関東&甲信越の名門公立校の進学実績は?
伝統ある名門校と、台頭する公立校中高一貫校が進学実績トップを争う北関東・甲信越地区。
いずれも伝統的に公立高校の存在感が高いエリアだが、注意したいのは従来の序列が崩れているケースがあることだ。親世代の常識と異なるのはもちろん、数年前と比較しても勢力図が変化している場合も少なくない。
また、茨城県が地域を代表する伝統校の公立中高一貫化を進める一方、栃木、群馬は全国的には珍しい男女別学の公立校が多く残るなど隣県でも状況が異なる。
そこで今回は大学通信の協力を得て、2025年度のデータに基づき、重複なし&現役で進学した生徒の割合を示す「【北関東・甲信越】公立高校・現役実進学率ランキング」を作成した。
対象とする大学は最難関大学群の「東京一科(東京大学、京都大学、一橋大学、東京科学大学)」と「その他の旧帝国大学(北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)」「難関国立大(神戸大学、筑波大学、東京外国語大学、お茶の水女子大学、横浜国立大学)」「早慶上理(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学)」「MARCH・関関同立(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)」の全27大学。
多くのメディアで公表される大学合格実績ランキングは「延べ合格者数」が使われるのが一般的だ。「延べ合格者数」の場合、既卒生も含まれ、1人の受験生が複数大学や、同じ大学の複数学部に合格すると重複してカウントされる。
また、合格者数のランキングでは卒業生が多い学校が有利になる。その意味で今回紹介する重複なし&現役で進学した生徒の割合を示す現役実進学率は、より学校の進学力を反映しているといえる。
さらに言うと、現役進学者数や進学率は各校のホームページを見ても掲載されていないケースが多い。ぜひ今回のランキングをチェックしてほしい。
では、具体的に進学実績が強い北関東・甲信越の公立高校はどこなのか。詳細は次ページで紹介するが、公立中高一貫校を含めて卒業生の10%以上が「東京一科+旧帝大+早慶」に進学する北関東・甲信越の公立高校は18校だった。
進学実績は学校の魅力の一部ではあるものの、比較をするためには正しい知識を持っていることが前提となる。地元の公立高校への進学を決めている家庭はもちろん、子どもが小学生で公立中高一貫校が気になる保護者、さらには転勤先やUターン先での子育てを検討している家庭もぜひチェックしてほしい。







