米グーグルは投資家との関係が最近うまくいっていない。投資家が目を向けるべきは、同社を支えてきた収益力だろう。  グーグル親会社のアルファベットの株価は1-3月期に8%上昇した。ファクトセットによると、伸び率は2四半期連続でS&P500種指数、ナスダック総合指数、そして時価総額が1兆ドル(約152兆円)を超える他の米テクノロジー大手の大半を下回った。アルファベットの株価は過去6カ月間で15%上昇したが、デジタル広告市場で競合し、フェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズの伸びは62%に達する。