【雑談下手】が解決！ 急に話を振られても頭が真っ白にならない方法とは＜予約の取れないカウンセラーが教える＞

SNSで大人気のPoche（ポッシュ）さんは、人間関係、親子問題、アダルトチルドレン（AC）専門のカウンセラーです。本連載では、そんなPocheさんの最新刊『がんばるのをやめたらうまくいった』に収録したメッセージをご紹介します。幸せになるためや結果を出すため、認めてもらうため、怒られないため、もしくはラクになるためにがんばってきた人に、「がんばらなくても大丈夫」と教えてくれるPocheさん。がんばってきたことをやめてみると、物事がうまくいくこともたくさんあります。つい、がんばりすぎてしまう人が、心を休めて自分のままでラクに生きるヒントを紹介します。

雑談力は必要？

気の利いたことが言えなくてもいい。

話が盛り上がらなくてもいい。

言葉に詰まってもいい。

話している途中で
頭のなかがまっしろになっても、
慌てなくて大丈夫。

「別に私は会話の
プロじゃないんだし」

そのくらいに
思っておこう。

急に話を振られて
うまく応えられなくてもいい

　急に話を振られたとき、うまく応えられずに後悔することがあるかもしれません。

　相手がどんな話を求めているのか考えれば考えるほど頭のなかがまっしろになったり、なにか言わなければと焦れば焦るほど言葉が出てこなかったり……。あとになって「なぜうまく対処できなかったのか」と情けなくなって落ち込むこともあります。

　でも、すぐに返事ができなくても、うまく応えられなくても、頭のなかがまっしろになっても、あなたのなにかがダメだというわけではありません。

あなたは単に
緊張していただけ

　うまく対処できないときというのは、単純に緊張していることが多いのです。

　初対面で相手がどんな人物かわからなかったり、相手が苦手な人だったりするときに、人は緊張します。

「相手に否定されるのでは？」「怒られるのでは？」「相手の気を悪くさせてしまうのでは？」と、無意識に警戒するからです。

　それだけではありません。

　過去にうまく話せなくて後悔した記憶や、自分はうまく話せないという思い込みが、緊張をさらに増幅させてしまうこともあります。