米国とその同盟国が先週末、イランの大規模な攻撃からイスラエルを守るために全面協力したことを受け、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は不満をあらわにした。この事態は西側のウクライナ支援の限界を浮き彫りにした。ウクライナの各都市は2年以上にわたり、イランがイスラエルを攻撃した際に使われたのと同タイプのミサイルや爆弾を搭載した無人機(ドローン)でロシアから攻撃を受けている。米国と西側・アラブ諸国連合は、イランが13日にイスラエルに向けて発射した170機の無人機や約120発の弾道ミサイル、約30発の巡航ミサイルのほとんどをイスラエル領空に到達する前に撃墜した。対照的に、ウクライナは何カ月も前からロシアの攻撃に対する保護の拡大を訴えてきた。ロシアの攻撃が激しさを増す中、米国ではウクライナへの軍事支援を含む法案が議会を通過できずに滞っていた。
ウクライナに焦りと嫉妬、米のイスラエル防衛協力で
イランのイスラエル攻撃と同様に、ロシアはドローンとミサイルで攻撃しているが、ウクライナは被害を食い止められず
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