○ウケ狙いや「映え」は不要

「アルバイトやサークルだと平凡すぎて他の人とかぶるから、少しでも目立つ変わったことを言わなければ」と思い込んでいる就活生も本当に多いです。

 たとえば、
「友達と富士登山を企画し、励まし合って頑張り、ご来光を見た時は最高でした!」という回答。

 このような単発のイベントは、千日を超える学生時代の中では短すぎるため、適していません。

 また、山岳系サークルの所属ならまだしも、目的もわかりづらく遊びの延長、思いつきの域を出ません。

「なぜ富士登山? 学生時代に頑張ったこと、他にないの?」
 と、訝しく思われること必至です。

 このような単発・短期でインパクト狙いととられるものだと、ライバル達に差をつけるどころか逆効果です。それよりも、アルバイトやサークル、大学の勉強といったありがちな内容でも、継続性のある取り組みを語る方がよっぽど、面接官が知りたい、潜在能力、将来性を伝えられるのです。