【家族が嫌い】親不孝かもと自分を責めずに済むたった一つの魔法の言葉＜予約の取れないカウンセラーが教える＞

SNSで大人気のPoche（ポッシュ）さんは、人間関係、親子問題、アダルトチルドレン（AC）専門のカウンセラーです。本連載では、そんなPocheさんの最新刊『がんばるのをやめたらうまくいった』に収録したメッセージをご紹介します。幸せになるためや結果を出すため、認めてもらうため、怒られないため、もしくはラクになるためにがんばってきた人に、「がんばらなくても大丈夫」と教えてくれるPocheさん。がんばってきたことをやめてみると、物事がうまくいくこともたくさんあります。つい、がんばりすぎてしまう人が、心を休めて自分のままでラクに生きるヒントを紹介します。

家族と仲良くするべき？

家族と仲良くできなくてもいい。

家族だからこそ
許せないこともあるし、
わかり合えないこともある。

一番身近な家族が
心理的には
一番遠いこともある。

大丈夫。

あなたはなにも悪くない。

親が嫌いで自分を責めてしまう人は
そんなことで悩まなくていい

　世間一般の人々が抱く理想的な家族のイメージに苦しめられる人たちがいます。

「自分は親不孝なのだろうか」「自分はダメな人間なのだろうか」「家族と不仲なのは自分が悪いからだろうか」と悩む人たちがたくさんいます。

　でも、家族だからといって仲良くできるとは限りません。仲良くしたくても、仲良くできない人が家族のなかにいることもあります。どうしても合わない人が家族、ということもあります。

「家族だから」という理由だけで
仲良くできるわけがない

　友達や恋人、夫婦……自分の意思で選んだ相手でもうまくいかないことがあります。

　自分で選んだ相手との関係でさえうまくいかないことがあるのに、自分の意志で選ぶことのできない家族に対して、「家族だから」という理由だけで仲良くなれないことがあるのは当然です。

　家族だとしても、「価値観が合わない」「性格が合わない」ということは十分あり得ます。そういう人たちと距離を置きたいと思うことは、ワガママでもなんでもありません。自分の心、ひいては自分の人生を守るために必要な選択です。

家族と仲が悪くても
幸せな人生を送ることはできる

　家族と仲が悪くても大丈夫。

　家族と仲が悪くても、ほかの人と仲良くすることはできるし、幸せな人生を生きることもできます。