「ダイエットにはガマンが必要」「痩せてもどうせリバウンドする」…。そんな世間の常識を覆した話題のダイエット本の「実践篇」が満を持して登場! 新刊『3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK』(野上浩一郎著)では前著の理論に基づき、おすすめの朝・昼・晩の家メシレシピや外食メニューを紹介。すぐにダイエットに取り組みたくなる仕掛けも満載です! この連載では本書より抜粋して、3か月で自然に痩せて二度と太らない体になる「3勤1休ダイエット」のコツを紹介します。
家事は、ポイントを押さえれば立派な全身運動になる
掃除や買い物、料理など、生活するうえで家事は欠かせません。できればやりたくないものですが、それで痩せるなら?
家事で行う動作は、体の様々な筋肉を使います。掃除をするときには腕や背中の筋肉が動きますし、立ったりかがんだりすることで、下半身はもちろん、全身の筋肉に負荷がかかります。つまり、立派な全身運動になるのです。
なかでも風呂掃除や床の拭き掃除は効果大。30分やるだけでゆっくりなウォーキング50分程度の効果があります。
ダイエット効果を高めるポイントは、ずばり「強度を上げること」。例えば、素早く動く、ゆっくり負荷をかけて動くなど。
そうすれば、家事が早く終わるうえ、家の中もきれいになって気分爽快! 家事をダイエットにしてしまえば、わざわざランニングに行く必要も、ウェアに着替える必要もなし。時間を有効活用して、ダイエット効果を上げていきましょう。
やせる家事No.1 「風呂掃除」をダイエットにするポイント
Point1
立つ、かがむを意識的に行って下半身の筋肉を動かす。ゆっくり上下動するほど負荷がアップ&安全
Point2
腕を素早く動かす。力を込めるとより負荷が上がる
Point3
手先だけを動かすのではなく、腕ごと大きく振って
家事をダイエットにして、体も心も、家の中も、全部スッキリしていきましょう。
*本記事は、「3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK」から抜粋・編集して構成しています。
著者:野上浩一郎(治療家・ダイエットコーチ) 記事監修:西井義典(医師)
治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は90%を超える。のべ3万人の施術経験と、700人のダイエット指導実績あり。
医師・西井医院院長
2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。