「スタバのフラペチーノ」を思い浮かべるだけで、みるみるお金が貯まるワケPhoto:Gado/gettyimages

チャンネル登録者数約55万人!人気急上昇中のマネー系YouTuber・節約オタクふゆこさんの著書『貯金はこれでつくれます 本当にお金が増える46のコツ』(アスコム)から、要点を抜粋・再編集してお届けします。年収350万円、奨学金による借金が450万円、貯金はたったの40万円。25歳時点で、そんな苦しい生活をしていたふゆこさんが、26~29歳の4年間で「資産1000万円」を達成できた方法とは?今回は「本当に必要なモノを見抜く5つの方法」を中心に解説します。

買い物の満足度が劇的に上がる「ハッピーマネーの法則」

「貯金メンタル」になるための土台作りとしては、メンタルの整え方やストレスとの向き合い方を工夫することが大切です。

 日々の仕事などでメンタルが疲弊すると、「今日は仕事を頑張ったから自分へのご褒美だ」といったように、「浪費によるストレスの緩和」を最優先にする思考回路に陥るからです。仕事帰りに外食することも、ちょっと高い買い物をすることも、「頑張っているのだから」と歯止めが利かなくなります。

「スタバのフラペチーノ」を思い浮かべるだけで、みるみるお金が貯まるワケ分かりやすい解説で人気急上昇中!マネー系YouTuberの「節約オタクふゆこ」さん
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 しかし、いくらメンタルを整えてストレスを減らしたとしても、モノを売りたい側の販売戦略に乗せられてしまったら、結局は浪費するのがオチです。

 衝動的な「ほしい!」という気持ちに対して即行動に移すのではなく、一旦、立ち止まって考えられるポリシーを持つことは、販売側の巧みな販促マーケティングからの防衛手段として有効だと考えます。

 心理学者のエリザベス・ダン博士とマイケル・ノートン博士の共著である、『「幸せをお金で買う」5つの授業』(KADOKAWA/中経出版)という本は、そのヒントを与えてくれました。

 この本で教えてくれるのは、販促マーケティングを見抜くテクニックや、お金を使わないようにする節約術ではなく、「どういうことにお金を使えば、幸福度を高めることができるか」という、「ハッピーマネーの法則」です。

〈ハッピーマネーの法則〉
 原則1:経験を買う
 原則2:ご褒美にする
 原則3:時間を買う
 原則4:先に支払ってあとで消費する
 原則5:他人に投資する