腕立て伏せをする男性Photo:DjelicS//Getty Images
*本記事はEsquireからの転載です。
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 屋外でのトレーニングを通じてビタミンDを体内で生成する付帯的なメリットも得ながら、胸、肩、腕を効果的に鍛えましょう。 

 屋外でのワークアウトはただ楽しいだけでなく、効果を高める要素が加わることをご存じでしょうか? 2013年に発表された研究(*1)には、屋外での運動は室内で行う場合に比べて、実は「感じる労力」が低くなることが示されています。

 これは運動を行った際に、それと同じことを屋内で行うよりも辛さを感じにくい…結果的に、より長く、より激しく自分を追い込むことができるということになるでしょう。その結果、より多くの効果が得られるはずです。

 そのために、私たちはこのセッションを作成しました。これはどこでも行うことができる屋外での胸、肩、上腕三頭筋のワークアウトです。シンプルな「プッシュアップ・マトリックス」を使用するこの20分間のワークアウトを重ねれば、比類のない胸のパンプアップとともに半袖シャツの袖をパンパンにするよな腕の盛り上がりも体験できるでしょう。

*1:現在はイギリスのサフォーク大学のヘルス&ウェルネス研究所the Institute of health and wellbeing でディレクターを務めるValerie Gladwell(バレリー・グラッドウェル)教授らによる論文、『THE GREAT OUTDOORS: HOW A GREEN EXERCISE ENVIRONMENT CAN BENEFIT ALL』を参照

 研究に裏打ちされた効果を最大限に享受するには、地元の公園や緑地で場所を見つけ、20分間のカウントダウンのタイマーをセットし、以下の腕立て伏せとディップスからなるサーキットを5ラウンド行うだけです。

 フォームをシャープに保つために必要なときだけ休息をとりながら、テンポをコントロールして、サーキットの50レップ全てを完了することを目標にゼロから取り組み始めましょう。

 ディップスの最後のレップを終えたら、4分経過するまで休憩し、再び始めます。4分ごとに新しいサーキットを開始して5セット、つまり20分弱繰り返すのです。

 次に、サーキットの内容を紹介します。