ジョー・バイデン米大統領は1月、ウクライナ向け支援について協議するためホワイトハウスのウエストウイング(西棟)で議会指導部と会っていた。同氏の声はあまりに小さく、聞き取るのに苦労する人もいた。わざわざ言うまでもないことでメモを読みあげたり、しばらく黙ったままだったり、あまりに長く目をつぶっていたため意識がないのかと思う人もいたという。状況を知る関係者5人が明らかにした。2月に大統領執務室でマイク・ジョンソン下院議長と2人で話した際は、いくつかの大型エネルギープロジェクトを頓挫させかねない政策変更について、バイデン氏は単なる調査に過ぎないと説明した。ジョンソン氏からこの時の様子を聞いた6人が明らかにした。ジョンソン氏は、バイデン氏が自身の政策の詳細を覚えていないのではないかと不安になった。
衰え隠せぬバイデン氏 民主・共和議員が明かす
81歳のバイデン氏は日によって調子にムラがあると会合出席者は言うが、ホワイトハウスは批判を党派的と一蹴
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