火災保険は中途半端が一番ダメ

 災害へのリスク対策として、最も有効なのが火災保険です。住宅ローンを組む場合、火災保険に加入することが必須ですので、誰もがこの道を通るかと思います。

 この保険料は広さなどにもよりますが、10万円程度を想定しておきましょう。また、地震保険に入るかどうかでも金額は変わってきます。地震保険に入る場合は5年保障で10万円強となってきます。

 さらに、家財の保障金額をどうするか、保障のカバー範囲をどうするかと選択肢は多いです。保険の考え方は人それぞれですが、中途半端にするのが一番よくありません。しっかりと考えて意思決定をするようにしましょう。

 私のスタンスとしては、保険は最低限か、水災リスクが高いと感じるエリアでマンションの1~2階の場合は、水災保障を付けて安心を買うのがいいと思っています。

 災害はいつ来るかわからず、不安なものですが、日本は災害国家と言われるだけあって、その対策方法はかなり充実しています。災害そのものを防ぐことはできませんが、家を守ることはできますので、必要以上に恐れず、冷静に進めていくことが重要です。