「おいら、かわいそう!」全裸のひろゆきが絶叫した「血管リベンジ事件」の全真相Photo:JIJI

西村ゆかさんの著書『転んで起きて 毒親 夫婦 お金 仕事 夢 の答え』(徳間書店)が反響を呼んでいる。ギャンブル依存で借金漬けの両親、摂食障害の過去、そして夫・ひろゆきさんとの生活など、七転び八起きの半生を赤裸々に綴った自伝的エッセイだ。インタビュー最終回の第5回では、ひろゆきさんの家庭内での「意外すぎる素顔」と衝撃的な「血管リベンジ事件」の真相を明かす。(聞き手/ダイヤモンド・ライフ編集部副編集長 神庭亮介)

ひろゆきを懲らしめる

――『転んで起きて』で一番爆笑したのが、ひろゆきさんがゆかさんの手の甲の血管を触ってくるというエピソードでした。「気持ち悪いからやめて」と言っても全然やめてくれないので、完膚なきまでに大逆襲するという。

 私が嫌だって話をしてるのに、全然伝わらない。「おいらは大丈夫だよ」って言うんですよ。そういう話をしてるんじゃない!

 よく言うじゃないですか。「人にされて嫌なことはやめましょう」とか。でも、嫌なことって人それぞれ違うから、本当は「相手が嫌だと言ってることはやめましょう」って教えなきゃいけないと思うんです。

――ひろゆきさんみたいな「何をされても別に……」みたいなガバガバ判定の人だと困っちゃいますよね。

 彼は「自分がされて嫌なこと」をやると怒るんですよ。機嫌がすごく悪くなるんですけど、なぜか「自分がされて平気なこと」は人にしても大丈夫だと思っていて。