1位は鹿島建設で1163.5万円
トップ5のうち4社が大手

 今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が高い建設会社ランキング2023最新版」を作成した。対象は上場企業で、単体の従業員数が50人未満の企業は除外している。対象期間は、2022年5月期~23年4月期。

 早速、ランキングを確認していこう。

 1位は業界大手の鹿島建設で、平均年収は1163.5万円、従業員数は8129人、平均年齢は43.9歳だった。

 本ランキングの対象期間は2022年5月期~23年4月期だが、鹿島建設の24年3月期の連結営業利益は前期比10.3%増の1362億円だった。

 鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設の4社のうち唯一の増収増益となり、営業利益も1000億円を超えている。

 同社は昨年度に公開した同ランキングにおいても1位にランクインしている(詳細は『年収が高い建設会社ランキング2022最新版【152社完全版】』を参照)。

 2位は、大林組で1031.6万円(従業員数9134人、平均年齢42.7歳)だ。こちらも前述した昨年度のランキングにおいて3位にランクインしている。