「こんなドリル、これまでなかった!」――ゆっくりやれば答えられる問題を、最短1秒でパッ! パッ! と答えていく「1分間瞬読ドリル」シリーズ。ついに第三弾! 右脳でイメージしたものを左脳で言語化、これを瞬時にやるのが「瞬読」の特徴。正しい答えを導くのがゴールではなく、答えが1つとは限らないのも特筆すべき点。パッと見てすぐ答えることで、「記憶力」「集中力」「発想力」が磨かれます!
従来のシリーズの「1分」から「10秒」に短縮したことで、離脱することなく、達成感を持続。イラストもふんだんに盛り込んで楽しさ10倍増。間違っても楽しい!笑いが止まらない魔法のドリル『10秒間こども瞬読ドリル』――大人になってから必要なスキルが一気に身につきます!(取材・文/狩野南 構成/ダイヤモンド社・武井康一郎)

【朝起きてすぐできる】記憶力をアップする簡単な方法Photo: Adobe Stock

活字を読まずに見るだけで脳が活性化するアイテム

 思考力や判断力、発想力……手に入れたい“脳力”は多々ありますが、その上位に位置するものといえば、「記憶力」でしょう。

 学生なら、試験の前に少しでも多くの勉強内容を記憶しておきたいですし、「もの忘れ」が気になる中高年やシニア世代なら、もっと切実です。

 ところが、この記憶力、いきなり「覚えよう!」と思ってもすぐに身につくわけではありません。

「寝起き」の状態を思い浮かべてみてください。頭がぼんやりしていて、考えもまとまらず、「今日は何日だっけ?」というような状態ですよね。それは、まだ起き抜けで、脳に血が巡っていないからです。私は普段、セミナーや講演で何時間も話していますが、寝起きのときはまったく言葉が出てきません。昨日やったこともよく覚えていないほど、記憶も曖昧です。少しずつ意識がはっきりとし、脳に血が巡ってくると、いつも通りに話すことができ、頭が回転していきます。

 同じように、記憶力を身につけようと思ったら、脳を活動状態にするためのウォーミングアップが必要です。

 おすすめなのは、本をパラパラとめくること。活字を読まなくても文字が目に入ってくるだけで脳が刺激を受け、活性化します。たったそれだけです!

『10秒間こども瞬読ドリル』も、脳のウォーミングアップに最適な1冊です。パラパラと見ているだけで脳が目覚め、記憶力だけでなく集中力などほかの“脳力”も一緒に伸びていきますよ。 

(本記事は、『10秒間こども瞬読ドリル』著者へのインタビュー記事です)