「お金は欲しいけど、仕事はしたくない」「定年まで働くなんて考えられない!」
そんな思いが少しでもあるのなら参考にしたいのが、入社4年目の26歳でFIRE(経済的自立と早期リタイア)を果たした遠藤洋氏の著書
『投資をしながら自由に生きる』(ダイヤモンド社)だ。仕事をしながら「小型株集中投資」によって資産を築いた著者が、「最速でお金から自由になる」ための秘策を伝授! さらに「お金」にも「時間」にも縛られず、好きなことをしてお金を稼ぎがら、人生を最大限に満喫する方法を徹底指南する。
※本稿は『投資をしながら自由に生きる』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【20代で1億貯めた元会社員が教える】稼ぐ人だけが知っている「お金の発生源」の見つけ方Photo: Adobe Stock

「ストック型ビジネス」を提供する

仕事(ビジネス)の選択では、継続的な需要が見込める「ストック型ビジネス」を提供するという点が、とても重要になります。

この「ストック型ビジネス」について、いくつかの例を見ていきましょう。1つ目は、メルマガやSNSを使った有料会員制の情報配信です。

文章投稿サービスnote、LINE、Facebookなど、複数の人と同時に情報をシェアできるものであれば、何を使っても構いません。情報を同時に複数の人に届けることができれば、「1:複数」の条件は満たされます。

「1:複数」で情報提供する

ここで提供するものは、「継続的な需要」があれば、内容はなんでも構いません。

たとえば、お得なポイント情報やキャンペーン情報をひたすら配信し、月額会費よりもポイントで得する状態を維持できるなら、有料でも参加するメリットが生まれます。

ネット通販やリサイクルショップなどで商品を安く仕入れ、「メルカリ」などで販売して利益を得る「せどり」に関する情報も、継続的に人気を集めています。

お金を得たいという
普遍的欲求に応える

株式投資や仮想通貨に関する情報配信や、サイトやブログで商品の情報を紹介して、読者の購入に応じて広告主から報酬が支払われる「アフィリエイト」に関する情報など、お金に関する情報配信も人気があります。

「お金を増やしたい」という人の欲求は、いつの時代も変わりません。その欲求を叶える仕組みを構築することで、継続的な価値を提供することができるようになります。

モテたいという
普遍的欲求に応える

一方、普遍的欲求として 「恋愛」というカテゴリも有望です。たとえ本人が認識していなくても、「モテたい」という感情は本能的に誰しもが持ち合わせています。

一見すると恋愛とは違うカテゴリでビジネスをしていたとしても、その欲求を叶えるための工夫はできます。

料理レシピの情報配信をするのであれば、シンプルな料理レシピを紹介するのではなく、たとえば「彼の胃袋をつかむためのカンタンレシピ」というコンセプトにすれば、恋愛の欲求に訴求することができます。

表面的な需要の
奥に潜む本当の欲求

こうした潜在的な欲求は、たとえば「なぜ美味しい料理をつくれるようになりたいのか?」というニーズを深掘りしていくことでたどり着きます。

実は「美味しい料理をつくれるようになりたい」というのは表面的な需要で、その奥に潜む本当の欲求は、「あの人の心をつかみたい」ということだったりするのです。

手段の先にある
シンプルな欲求

料理はあくまでも手段であって、真の目的は「モテたい」にあるというのは、料理に限った話ではありません。

ファッションや脱毛サロン、ジム、美容室、ネイルサロン、英会話教室までもが、それ自体が手段でしかなく、本当の欲求が実は「モテたいだけ」というのはよくある話です。

※本稿は『投資をしながら自由に生きる』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。