【これなら親を傷つけない】親がハッとする問いかけを
【OK声かけ】
お父さんと〇〇公園に行ったのって、何年前だっけ?
無理しないでほしいときには「時間の経過を感じさせる質問」を投げかけてみてはいかがでしょうか。たとえば、「お父さんと〇〇公園に行ったのって、何年前だっけ?」は、過去の思い出をさかのぼるひと言です。
この言葉から「自分も歳をとったんだな」という感慨が親の心のなかに自然と湧き上がります。そして「以前とは違うのだ」ということも自覚します。
この準備をしてから控えてほしいことを伝えれば、要望を受け入れてくれる可能性は高まります。こういったケースでは「親がみずから行動をあらためたくなるような言葉をかける」のが最大のポイントです。
もちろん、話はじめはなんでも構いません。コツは親が自分の若いときを想像できるような会話にすることです。歳をとっても元気なことはいいことですが、油断してケガをしてしまうことも少なくありません。
皆さんのひと言で親の安全と健康を守っていきましょう。