カレーのトッピングにソーセージというと少し子どもっぽい気もして、種類豊富なトッピングの中からまず選ぶものではないかもしれない。だがしかし、ココイチのソーセージは皮がパリッとして食べ応えがあり、決して”子どもだまし”な仕上がりではない。2本で174円、4本で348円というお値段以上のクオリティを感じる。

 新陳代謝の落ちるアラフォー、アラフィフの年齢になると揚げ物を控えたいと思う人も多い。しかし肉は食べたいとなると、ソーセージはもってこいのセレクトだ。もし試したことのない人がいれば、米津玄師がお勧めしたこのタイミングでぜひ試していただきたい。

もはやトッピングが主役なのでは
と感じるクオリティ

 公式サイトで確かめると、現在のトッピングは53種類(ハーフ含む)あるようだが、ココイチのトッピングは総じてクオリティが高いと感じる。

 筆者の場合、そのときの体調にもよるが、ルーの風味よりもトッピングのインパクトを強く感じることがある。どういうことかと言うと、ルーが主役で付け合わせのトッピングがあるというより、むしろトッピングが主役で、その味変的要素としてルーを楽しんでいるように感じることがある。

 チキンカツやクリームコロッケのようにボリュームのあるトッピングの場合はもちろんだが、「チキンにこみ」「エビにこみ」など、ルーに溶け込むトッピングの場合もそうだ。ルーに「にこみ」をトッピングするのは革命であるとも思う。

「なす」「ほうれん草」といった野菜のトッピングも、ルーの風味に合うように素揚げしたり、歯ごたえの残るゆで加減となっていたり、絶妙だ。