コロナ禍の肌荒れや年々厳しくなる紫外線を気にして、男性もスキンケアを考える時代になってきた。とはいえ日傘と同様、洗顔料はともかくとして化粧水や乳液までは手に取りづらいと感じる40代以上の男性は多いだろう。そこで、猛暑の夏にお勧めなのが無印良品のラインナップだ。実は無印良品、生活雑貨だけではなく大きな進化を遂げていた。(フリーライター 鎌田和歌)
無印良品では「おじさん向け」も充実
スキンケアに迷ったら「敏感肌用」でヨシ
ここ何年も無印良品を訪れていないという人はおそらく、スキンケア用品コーナーの充実に驚くはずだ。
例えば化粧水のコーナーだけでも、「ふき取り化粧水」「発酵導入化粧水」「薬用ブライトニング化粧水」など、さまざまなニーズに応じた化粧水がずらりと並んで壮観でさえある。
しかし、スキンケア初心者の男性の場合、こんなに種類が豊富だと逆に「どれを選んでいいかわからない」と面倒に感じるだろう。
そういった場合は、まず「敏感肌用化粧水しっとり」あるいは「化粧水さっぱりタイプ」を選べば良い。どちらも税込790円(300ml)だ。大雑把に分類すれば、乾燥が気になる人は「しっとり」、脂質の多いタイプの人は「さっぱり」を選ぶと良い。(※以下、価格は全て税込み)
その二択でも迷ったら「敏感肌用化粧水しっとり」をお勧めする。男性は肌が弱い自覚のある人が少ないが、実際は髭剃りや冷暖房、あるいは紫外線によって肌が乾燥し、弱っている場合が多い。過剰にベタつくのは肌が潤いを欲して油分を出しているからなので、まず保湿しなければベタつきも解消されない。