どんなに仕事で成果を出しても、周りから「評価」されなければ無意味である……あなたも、自分より能力が低い人がなぜか上司から高く評価されていて、イラッとした経験があるはず。ではこのような「なぜか評価される人」の“戦略”を、あなたは知っているだろうか。新刊『雑用は上司の隣でやりなさい』は「周りに実力を“評価させる”戦略」を初めて言語化した歴史的な一冊だ。最短出世中・現役メガバンカーのたこす氏による「実力を適切にアピールする「見せ方」の技術」をまとめた本書は、発売直後から「こんな本が30年前に欲しかった」「今までにない知恵がつく」「上司には絶対に見せられない」と話題沸騰中である。今回はその中から「出世しない人の共通点」についてお伝えする。（取材・構成＝ダイヤモンド社・榛村光哲）
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職場の「わからないこと」どう解決していますか？
ビジネスは「わからないこと」の連続です。ではみなさんは仕事を進めるうえで、「わからないこと」があったらどのようにして解決していますか。
少し時間をとって、普段自分が職場でどう振る舞っているかを少し想像してみてください。
「まずは自分で時間をとって考える」「ネットや、会社のマニュアルなどで調べる」など様々な方法があるとは思います。
なお、仕事において一番ダメなのは、「わからないことを自分で握り込む」で、後々になってトラブルが発覚するケースです。これは明らかに問題外ですね。
ただ、中には「人に聞く」という答えが一番に出てきた方もいるのではないでしょうか。
これは実は、「要注意」です。もしかすると、周りの同僚から既に「サイレント減点」されている可能性すらあるのです。今回は、その理由を考えてみましょう。
