子どもたちにもムリに節約をさせていません。今はあまり物欲がないので助かっていますが、年頃になってほしいものが出てきたときには、ガマンさせずにできる範囲で希望は叶えてあげたい。そのためにも、子どもが幼く比較的お金がかからない今のうちに貯蓄しています。

 家族会議というほどではないですが、お金の使い道に関するちょっとした話し合いもします。内容は「週末のプチぜいたくご飯は何にするか」「次はどこの温泉宿に行くか」といった楽しみに関することばかり。その楽しみが近い未来の目標となって、普段の節約のモチベーションを上げてくれます。家族で一緒に計画を立てたお楽しみイベントに合わせて、娘は自主的にお小遣いを貯めるようになりました。

 お金は使ってこそ価値を発揮するもの。貯めるだけでなく、どう使うかを家族と共有し、バランスを取りながら楽しいことにも使うようにしています。