【13】ダンベルショルダープレスの効果的なやり方|三角筋、僧帽筋、上腕三頭筋など
鍛えられる筋肉の部位:三角筋、僧帽筋、上腕三頭筋、胸筋、体幹
望ましいやり方:両足は肩幅に開き、両手にはオーバーハンドグリップでダンベルを持ち、肩の高さに構えます。
両腕が完全に伸びるまで、ダンベルを頭上へと押し上げましょう。そしてまたゆっくりと、スタートポジションに戻ります。
目的・アドバイス:メロン肩に憧れる人なら、この複合的エクササイズで、肩の強度、サイズ、パワーを一気に獲得すべきです。
直立で行なうことで腹筋も鍛えられ、正しい姿勢とその安定性をも向上させることができるでしょう。胸をつき出したり、背中を丸めたりしないようご注意ください。
【14】クロスボディハンマーカールの効果的なやり方|上腕二頭筋、上腕筋、前腕
鍛えられる筋肉の部位:上腕二頭筋、上腕筋、前腕
望ましいやり方:片腕ずつ、右手なら左肩、左手なら右肩へ、対角線上にカールを行ないます。コントロールを意識しながらスタートポジションに戻り、左右の手を切り替えましょう。
目的・アドバイス:腕の筋力で勝負したいというのであれば、分断統治が役立ちます。片腕ずつ集中して鍛えることで、神経活動が促進され、より多くの筋繊維が動員されることとなるのです。
【15】ダンベルアップライトロウの効果的なやり方|僧帽筋、腹斜筋、上腕二頭筋など
鍛えられる筋肉の部位:三角筋、僧帽筋、腹斜筋、上腕二頭筋
望ましいやり方:片手でダンベルを持ち、オーバーハンドグリップで身体の正面にそれを構えます。
肩の筋力を使って、そのダンベルを肘から持ち上げ、右から左へと移動させます。その際、顎(あご)の高さまでダンベルを持ち上げることを意識してください。
ダンベルを床に下ろす際にはコントロールを失わないよう集中し、スタートポジションへと戻りましょう。
目的・アドバイス:片手にフォーカスするアップライトロウであれば、日頃感じている左右の筋力の非対称性の解決に役立ちます。
また、このエクササイズを行なうことで、そのほかに行うさまざまな上半身のトレーニングに役立つ筋力が整うことが期待できます。肘を高く上げること、そのことを特に意識して行いましょう。
【16】ステップアップの効果的なやり方|大腿四頭筋、ハムストリングス、殿筋など
鍛えられる筋肉の部位:大腿四頭筋、ハムストリングス、殿筋、体幹
望ましいやり方:用意したステップ用のボックスに右足を乗せ、かかとから持ち上げるようにして全身を持ち上げ、左足をステップに乗せましょう。
両足の股関節、そして膝の動きに意識を向けながら、今度は左足を軸に同様の動作を繰り返します。左右交互に行ってください。
目的・アドバイス:股関節の進展、回転、内転および外転の運動を担うために、主要な役割を果たす大臀筋を最大限鍛えることを目指したトレーニングです。
片足ずつのエクササイズということで、間接周辺の細かな筋肉群の安定性を高め、故障予防にもつながるでしょう。