偏差値30台から東大合格!勉強の達人が教える 「4つのムダな時間」とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

あなたは1日の中に「勉強に使える時間」がどのくらいありますか? 自由な時間、ましてや勉強の時間など作れない――そう思っている人は少なくないでしょう。本稿では、偏差値30台から東京大学に逆転合格した石黒由華氏が提唱する、目標達成の5つのSTEPの中から、ムダな時間を勉強時間に転化する方法を紹介します。

※本稿は、石黒由華『夢を先送りしない勉強法』(技術評論社)の一部を抜粋・編集したものです。

「時間がない」を言い訳にしない

 あなたは1日の中に「勉強に使える時間」がどのくらいありますか? 「じつはほとんどない」のではないでしょうか?

 ビジネスパーソンの1日のスケジュールは、人によって差はあるものの、多くは次のような感じではないかと思います。

 これに加え、子どもがいると、夜の貴重な自由時間さえ失われることに……。

 では、休日はどうでしょうか? ゆっくり過ごせそうに見えますが、意外とあっという間ということも……。

 1日24時間あるといえども、仕事や家事、諸々の用事に大半の時間をとられてしまい、とにかく忙しい。そして、せっかくの自由時間も、スマホやテレビ、ゲームなど、どうでもいいことで浪費してしまう。

 スマホにしても、「やりたいから」「楽しいから」やっているというよりも、「何となく」「仕方なく」「ダラダラ」やっていて、貴重な時間がどんどん奪われてしまう……。

「何もしていないのに休めていない」「遊んでいるのに楽しくない」という、最悪の時間の過ごし方です。私自身、かつては何の成果も出せずにただ時間を過ごすことばかりでした。

 しかし、これから紹介するノウハウによって、1日の過ごし方は次のように変えられます。