それさえなくなれば、平日仕事が19時終わりとすると毎日最大2~3時間、休日はほかに予定が入らなければ最大で1日丸々、勉強時間にできる計算になります。

 しかし、自分の意思で「サボりたい気持ち」を抑制するのはなかなか困難というもの。そこでおすすめなのが、強制的に誘惑のない環境をつくることです。

 私の場合、自宅で勉強するのは諦め、毎日会社帰りにカフェに寄り、勉強することにしました。これなら、テレビやお菓子に負けることもないですし、無駄話をして時間を潰してしまうこともありません。

 休日も、予定のないときはカフェや図書館に行くようにすることで、何もせずに終わっていた時間を勉強時間に変えていけました。

2.残業時間

 あたりまえですが、残業を減らすと、時間の絶対量が増やせます。単純計算ですが、夜19時まで働いている人が、17時半に定時帰りすると、毎日1時間半の勉強時間が生まれる計算になります。また、昼休みのランチ後にすぐに仕事に戻らず、カフェなどで勉強すると、毎日30分ほどの時間が生まれます。

 早く帰ると仕事のパフォーマンスが下がるように思うかもしれませんが、むしろその逆。生まれた時間に新しい知識やスキルを身につけることで、長期的に見ると会社への貢献度は上がっていきます。いま会社で抱えている業務を見直してみましょう。効率化できる業務を見つけ、効率化しましょう。