PDCAを積み重ね
判断力を「磨き続ける」
僕たちがYouTube作家としてサポートさせていただいているHIKAKINさん、東海オンエアさん、はじめしゃちょーさんといったトップYouTuberのみなさんは、企画が「ウケるか、ウケないか」を見極める力がすこぶる高い。
なぜなら、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)というサイクルを毎日のように積み重ねているからだ。
大事なのは、このサイクルを「磨き続けている」という点だ。一時的に磨くのではなく、磨き続ける。
「判断力」を衰えさせないために大切なこと
YouTubeのようにトレンドがクイックに変わり続けるプラットフォームでは、判断力を衰えさせない“続ける力”が、とても大切なのだ。
これはYouTubeに限ったことではない。ネットの普及によって情報の拡散速度が急速に高まり、トレンドの移り変わりが高速化しているのは、どんな業界でも同じはずだ。
企画について、僕たちの初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)の執筆時点で「伸びている型」を語っても、発売される頃には、すっかり陳腐化している可能性だってある。
続けることが個性とか
オリジナリティにつながる
そのため同書では、もっと普遍的で、より再現性のある「考え方」に重点を置きたい。
常に情報をアップデートし、フレッシュである必要がある。もちろん、僕たち自身も、これを当たり前にやっているわけではない。普通に、かなり疲れる。それゆえ、多くの人は途中でやめてしまうのだ。
だからこそ、僕たちはここまで7年間、「やり続けた」というだけで価値が生まれ、需要も増えているのだと思う。
情報が多様化し、なおかつあふれているからこそ、続けることが個性とかオリジナリティにつながる。このことを前提にして、僕たちが経験を通して会得した、いかにしてウケる企画をつくるのかを著書で初公開したい。
※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。