ビールガールを断ったワケ

 次に野球場のビールガール。特徴は「プロセスより成果」でしょうか。彼女たちは明るい笑顔で重いビールサーバーを背負って、疲れを一切見せません。

 コンパニオン事務所のマネージャーにビールガールが足りないのでエントリーしてほしいと言われた時は、思わずこう返事しました。

「彼女たちはプロフェッショナルです。尊敬もしています。だから私にはできません」

 さて、ラストはレースクイーン。彼女たちは仕事のない時期、コンパニオンをしている人が非常に多いです。そのため話をたくさん聞く機会がありました。

 まず前提として、キラキラしたレースクイーンを夢見て業界に入る人もいます。しかし輝いている彼女たちの背景には、「甘い仕事ではない」という事実があります。